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Photographer 「syouta」のブログです^^                                   まったり更新したいと思います♪

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プロフィール
HN:
syouta
年齢:
49
性別:
男性
誕生日:
1975/08/10
職業:
Photographer
趣味:
写真編集・PC・漫画・ゲーム
自己紹介:
風景や花の写真を主に撮影し
ているカメラマンです^^

駆け出しではありますが、自
分の感動を伝えられる写真を
撮り作品にしていければと思
っております♪
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2010年11月9日 僕のカメラの師である「倉持 育幸先生」が急逝されました。


余りにも突然の事だったので未だに実感が沸かず・・・信じられない思いが強かった
ので、ほとんどの方にはお伝えしておりませんでした。


亡くなられたのは長野県霧ヶ峰の撮影同行の際なのだそうですが・・・その日は
僕も撮影に出ており、霧ヶ峰から数km奥へ入った和田峠という場所におりました。


最初の一報を僕に告げて下さったのは「ギャラリー・ヨー」でお世話になっており、
倉持先生を紹介して下さった高橋さんでした。


高橋さんが冗談や嘘をつくような方ではない事を良く知ってはいたのですが・・・
亡くなったと聞かされて、僕は2回ほど
「何を言っているのか意味がちょっと分からないんですけど・・・」
と聞き返しました。


僕自身、和田峠で具合が悪くなってしまったので車中泊を予定していたのを切り
あげて・・・戻ってきた翌日の午前中でした。


和田峠から帰る前に撮影した「夕日に光る木々」の写真が自分でも思いのほか
とても良く撮れていたので・・・2日後の先生の教室で先生に見てもらえるのを
楽しみにしていた時でした。


僕は先生にも「出来ればプロカメラマンになりたい」と言っていたので、先生は
とても厳しく、そして様々な事を教えていただきました。
ご自分がお仕事で「葬儀」や「ピアノ発表会」の撮影をされる時にも、何回か呼んで
いただいて後ろに付かせて頂いた事もありました。


その経験もあってか、お葬式の前日の話し合いで「先生の葬儀の撮影」は僕がする
事になりました。


先生の背中を見て勉強させて頂いた事を活かす、初めての葬儀撮影が・・・まさか
先生の葬儀撮影になるとは思ってもみませんでした。


撮影中、ファインダーの中から先生の遺影を見て・・・
ご遺族の方々の悲しむ姿を見て・・・


「俺は今、なんで先生を撮影しているんだろう」
と、半分理解不能な状態でした。


が、不思議な事に・・・カメラマンの性なのでしょうか・・・
「どうしたらもっと良い写真が撮れるのか」
「先生は、以前の撮影でどう動いていたのか」
「葬儀の写真で、良い写真って何なのだろうか」
などという事ばかりが頭に思い浮かんできて・・・とにかく夢中でシャッターを
切っていました。


先生にお香をあげる事も、棺に花を入れてあげる事も出来ませんでした。
とにかく悲しんでいる姿をどう撮影するのが「良いのか」を考えて必死にシャッター
を切っていました。
なんだか、そこで悲しむタイミングを失ってしまったのか・・・不思議と未だに涙は
余り出ません・・・。


でも、お骨を納める時に先生の娘さんが僕を呼んで下さり・・・一緒にお骨を納め
させて頂きました。
そのお骨を抱えて葬儀場を後にするご遺族の皆様を見送る時だけ・・・ファインダー
から目を離し・・・お辞儀をした時に、少しだけ涙が溢れてきて止まりませんでした。


いまだに本当に、実感が沸かないのです。
いつまでも先生に「この写真は・・・下手くそだねぇ^^;」とか笑われながら指導
をして頂き・・・いつかは先生が「参った。」と言って下さるような写真を撮る事
が出来ればと思っていました。


せめて、最後に撮影した和田峠の写真を見て欲しかったなぁ・・・。
「下手くそだねぇ^^;」と言われても良いから・・・見て欲しかったなぁ。
「参ったなぁ」って僕が言わされてどうするんですか・・・。


でも多分、先生ならこう言いますよね。
「んな事悲しんでる暇があるなら、もっともっと良い写真撮って来い!」
「俺に参ったと言わせるような写真を撮って来い!」
と。

                           長瀬正太

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めっきり冬めいてきまして・・・遂に本格的な冬がやって来ましたね
年末年始は全国的にも冷え込むようなので、皆様お気をつけ下さい

そして、私の方も撮影に出れば雪や猛風に見舞われてヒィヒィ言っておりますけれども、
一生懸命頑張っていれば何かと嬉しい事は起こるようです

なんと、いつもポストカードを購入して下さるお客様が私の作品を3点も購入
して下さいました><。
従姉妹さんのお家への「贈り物」として使って下さったそうです^^
嬉しいですねぇ><。


80a620d2.jpgまず1点目・・・
こちらは『染まる思い』という河津桜の作品です。

プレゼントしたお宅では、お家の階段に飾ってくれるそうです><。
白い壁なので額の色も映えて良いと気に入って貰えたようなので
すごく嬉しいです♪

これから寒くなりますからちょっと季節先取りで、階段を通る度に
いずれくる「春」を感じて貰えたら嬉しいですねぇ^^



dca8e106.jpgそして、3歳になる娘さんが気に入って下さったというのが・・・
『はっぴぃたいむ』というカエルちゃんの作品です^^

ちっちゃい子はカエルとか苦手な子もいるかなぁとも思ったのですが、
気に入って貰えて良かったです><。
ダリアの花びらに隠れるカエルちゃんは、撮影していてもすごく
可愛かったです♪



f1b1b62d.JPGそしてこちらは『春光』というソメイヨシノの作品です。

今春亡くなってしまわれた、その従姉妹さんのお母さんへと
向けたプレゼントに使って頂けたそうです。

お花を見に行くのが好きな方だったそうなので・・・満開の桜を
喜んで頂けていれば、幸いだと思っています。



本当に嬉しいです
ありがとうございます。

自分自身の「心が動いた瞬間」を一生懸命に撮影した作品が、色々な方のお家で
色々な方の心に何かしらのプラスの感情を生んでくれたら・・・それは本当にすごい事
だし・・・本当に嬉しく思っています。

おっし!
これからも頑張るぞぉ~

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先日、「空恋し」という秋桜の作品を納品させて頂いた「NANOTE(ナノテ)」
というエステさんに追加注文を頂き、それもまた納品して参りました

今回納品させて頂いたのは、NANOTEの店長・松本さんが「贈り物に^^」という事
で依頼を頂きました「光、織り成して」という黄色いバラの作品です。

5d2b9808.jpgこの作品はもともとは大きなサイズで作ったものなのですが、
贈り物という事で「P8号」の小さめサイズで依頼を頂きました。

松本さんに色々なポストカードからこの写真を選んで貰った
のですが・・・
「大きくすると全然違う!すごく良い><。」
と大変喜んで貰えて・・・僕もめちゃくちゃ嬉しかったです



後日、「贈った方にもすごく喜んで貰えました^^」と言って頂けたので
本当に・・・満足の行くお仕事が出来たかなぁと思っています。

そして、そのエステ「NANOTE」さんの玄関にも僕の作品を飾って貰えていたので、
思わず写真撮らせて貰っちゃいましたnanote1.jpg

招き猫ちゃんと一緒に、福やお客様を呼んでくれると嬉しいなぁ

それにしても・・・こんな風に実際に飾って頂けているのを見ると・・・
めちゃくちゃ嬉しいのと同時に、緊張もしますね
「恥ずかしくない作品に仕上げなければ!」と。


↓リラクゼーションサロン「NANOTE(ナノテ)」
群馬県高崎市高関町343 シティーハイツA105 Tel:027-327-5257
店長:松本 かつ子さん

※エステを受けた事がないので僕には分からないのですが、僕の彼女が
「色々行った中でも本当に上手い」と言っているエステさんです^^
宜しければ、素晴らしい技術と癒される空間、そ・し・て・素晴らしい作品(お!?
に会いにお出かけ下さいませ
(料金・予約などに関しては気軽にお電話して下さい)

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つい先日、「異業種交流会」なるものに参加してまいりました^^

とある方の紹介人という事で5分程のスピーチもお願いされたのですが・・・
すごく緊張しました^^;

「どうしてカメラマンという夢に向かって歩き出したのか」という事をベースに
お話させて頂いたのですが・・・


私は本当に、「人と人との繋がり」が大切なんだと思っています。

僕に「ポストカードにして売ってみませんか」とキッカケを下さった方・・・
「知り合いに元プロカメラマンが居るんだけど写真見て貰ったら」と連れていって
下さった方・・・
「君が教わるのにちょうど良い先生が居るんだよ」と倉持先生を紹介して下さった方・・・
懇切丁寧に自分の持てる技術やノウハウを叩き込んで下さった先生・・・

そして、ポストカードや作品を見て喜んで下さる方や購入して部屋に飾って下さる方・・・

そんな色々なキッカケや繋がりがあったからこそ、僕はこの歳で無謀にも「カメラマン」を
目指し始めたのだと思います。

それこそ、少ない時には「月収4,000円」くらいの時もあります・・・・
(後で即興で歌を作って歌う方が、ネタに使ってくれましたが^^;)

もちろん、親兄弟や周りの支えがなければ出来ない事かもしれませんが・・・

そんな繋がりの中で「何かのキッカケの時に一歩踏み出せる勇気」や「そんなチャンスに
巡り会えた時にすぐに実行できる準備」というのも大事だと思います^^


・・・・などと、まだ本当に駆け出しの半歩も歩き出せていない自分が偉そうに語って
きちゃいました^^;

そしたらですね・・・交流会の2~3日後に、ある方からハガキが届いたんです。
名刺交換がメインイベントだった訳なのですが、そこでお名刺を交換させて頂いた
「平井自動車」の平井さんからでした。

会場でも僕の持って行った作品を見てすごく嬉しそうに褒めて下さったので良く覚えて
いたのですが・・・なんとその方、とても素晴らしい「書」を書く方なのです。

そのハガキには大きく「感謝」と書かれてあり、とても親しみのある暖かみのある文字で
今回の交流会での僕のスピーチや作品を見て下さった感想が書かれておりました。
その方はその日の内に書いて出して下さったようですし、めちゃくちゃ嬉しかったです(TT)

そして、最後に「書と写真のコラボなども出来たら良いですね^^」と!

自分が字がヘタなので贔屓目に見ている訳ではないと思いますが、その方のハガキは
「1枚のハガキの中でここまでバランスを持ってセンス良く書くのは並大抵じゃない」
と感じさせて頂きました。

字の表情・色・間などなど・・・僕は「書」って全然分かりませんけど、ただ素直に
「あ、これすごい・・・格好良い♪」って感じました><。

ちょうど自分も今現在、写真を和紙にプリントした作品作りで試行錯誤をしている所
なので・・・本当にいつか、和の写真と和の書とのコラボ展などが出来たら楽しい
だろうなぁと思いました^^

正直な所・・・「カメラマンに異業種との交流って必要かなぁ」とか「スピーチか・・・」
なんて思って話を受ける際にはすこし躊躇もしましたが・・・

また一つ、「人と人との繋がり」が僕の背中を押してくれたように思います。


                               長瀬正太

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